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若い人は、選挙に行かないことで損をしている事を知ろう

目次

はじめに

 選挙のニュースを見ていると、若者の投票率の低さが良く話題になっているように感じます。私も最初は、どの政党に投票しても対して変わらないのではないかと思っていました。民主党から自民党に変わった時も、対した違いが分からなかったです。民主党は何もしてないように感じたので、消費税を上げ続ける自民党よりはましなのでは?と思ったりも......

 今回は、若者が選挙に行かないことで何故損をしているのかを簡単に書いていきます。選挙に対する考え方が少しでも、良い方向に変わってくれれば幸いです。

 

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自分とは関係ないのか

国政選挙の年代別投票率は、平成26年12月に行われた第47回衆議院議員総選挙では、20歳代が32.58%、30歳代が42.09%となっており、平成25年7月に行われた第23回参議院議員通常選挙では、20歳代が33.37%、30歳代が43.78%といずれの選挙でも他の年代と比べて、低い水準にとどまっています。

 引用:http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/

 

 このデータは総務省が出しているものなので、一番正確なものだと思います。これを見ると、20、30、40代と全体的に見ても全て半分以下という結果です。おそらく、選挙はしても無駄だ、選挙に行く時間がない、自分には関係がないと思っている人が多いのではないでしょうか。

 自分とは無関係と思っているからこそ、この数値が出ているのだと考えます。しかし、本当に関係のないものなのでしょうか。それを確かめる為にも、高齢者と呼ばれる人たちのデータも見てみます。

 

 年代別投票率の推移のブラフのH.26のデータを見てみると、50、60、70代と全て半分以上の人が投票をしています。投票に対する意識が違うのかもしれません。しかし、自分と関係あると思うから投票をするようになるのではないでしょうか。

 高齢になると、働くことも出来なくなり年金で生活をしていかなければいけません。また、介護保険などと高齢になると色々な制度と係わる機会が増え始めます。その為、少しでも良いサービスを提案している所に投票をしようと考えるようになるのではないでしょうか。

 

子供より高齢者優先は何故か

 これは簡単な事で、子供には選挙権がなく高齢者には選挙権があるからです。子供に対しての制度を提示しても、投票には繋がりません。しかし、高齢者に対して介護保険、年金などとサービスの充実を掲げると投票に繋がります。

 国会議員の方は、当選するために子供よりも高齢者を相手にしたほうが良い結果が出るから高齢者優先のように感じてしまうのです。子供の制度を提示することが得だと思えなければ、良い方向にはいかないのです。

 

白票でもいいから投票をしよう

 投票したい人がいない場合は、何も書かずに紙を出しても大丈夫です。何も書かないのでは、投票してもしなくても変わらないのでは?と思う人もいると思います。

 白票を投票することで、国会議員に「何かあればこの票は動くぞ」と言っているのと同じ意味を持たせる事が出来るのです。投票する意識はあるけど、入れたい人はいないという事を知らせるだけでも圧力をかけることが出来ます。

 つまり、自分たちに対して損になるものを言った場合には違う政党に入れるぞ。自分が良いと思ったら、投票してもいいよ。と思わせる事が出来るのです。この事によって、若い人達が不利になるようなものは少なくなるのではないでしょうか。

 しかし、白票すら投票しなければ「どうせ眠っている票は動かない」と思われ、好き放題やられてしまう結果になります。自分が動かないことで、損をするのは自分だという事を知っておきましょう。

 

終わりに

 超高齢社会の今、高齢者のサービスの充実は必要です。それを無くせと言っているのではなく、それも必要だけどそれだけ優先ではダメではないのでは?という事を書いてみました。

 投票出来る人が18歳からになり、若い人の投票が増えると思います。その時に、自分の不利にならないように、積極的に関わってみてはどうでしょうか。今は若くても、絶対に歳を取り高齢者になります。先をしっかりと見て、子供に対する制度の充実を促すようにすることをおすすめします。

 私たちが高齢になった時に、支えてくれるのは今の子供達です。それをしっかりと理解した上で、物事を考えて行きましょう。